“べぇ”の遺言

著者: 星野雅範
2009年度 第22回「世界青年の船」事業 参加青年
2015年度 次世代グローバルリーダー事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」 ファシリテーター

【著者からのコメント】
本書は、祖母のしゃべる上州弁(群馬弁)を十年余りこっそりメモしてきたデータベースと、方言、ことば、そして多様であることについて、思うところをつづったエッセイからなります。グローバル化とは対極にある地域固有のことばの多くは消えゆく途にあり、我らが上州弁も然りです。タイトルは上州弁のシンボルである文末の「べぇ」が人格を持ったら、私たちに何を語るだんべぇ(だろう)、というコンセプト。多様な言語背景を持つ人間が集う世界青年の船(SWY)事業に平成22年、28年と参加させていただき改めて思いましたが、ことばとはその人の生き方そのもの。群馬以外の方にも、ご自身のソウルランゲージ、アイデンティティについて考えるきっかけになれば幸いです。
掲載したすべての上州弁について、著者が使用例を発音したCD2枚付き。

【著書データ】
出版社:ブレーン・オフィス
出版年:2011年
価格:1410円
ISBN-10: 4990096694
ISBN-13: 978-4990096694

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