まちづくりのマネタイズ入門
著者:伊藤洋平
【著者からのコメント】
地域課題の解決のためには、税金や行政に頼らずにまちづくりを継続する必要があると考えています。そして、継続するための手法として、ビジネスがあると考えています。
これまでのまちづくりに関わるプレイヤーの変遷としては、行政職員やボランティアの市民だったものに、NPOなどの非営利団体が入ってきたという形で進められてきました。
もちろん、民間企業も行政からの委託として担い手としての機能を果たしてきましたが、継続性という点では行政の委託が終わった瞬間に事業が終わるといった性質のものであったと思います。
本書では、民間企業がまちづくりを継続するためのマネタイズについて紹介した事例です。
もちろん、これを読めば誰でもまちづくりでマネタイズができるようになるというものではなく、マネタイズのために必要な知識と心構え、どういったリスクを取る必要があるかといったことを把握いただけるかと思います。
まちづくりに関わりたいけど、どう仕事にして良いかわからないという人が多いのではないかと思います。
本書をご覧いただくことで、自身で取り組むという選択肢を増やすことはもちろん、私たちのようなまちづくりを推進する民間企業で働くことも選択肢として考えていただければと思います。
【著書データ】
出版年:2024年2月4日
ISBN 978-4867186008