#I am a peace warrior 第1弾
#I am a peace warriorとはどのような活動ですか?
海外青年を含む第45回東南アジア青年の船事業参加者と岡山県玉野市立日比中学生による、千羽鶴と平和メッセージの共同制作及び広島平和記念公園への共同献納を通して平和について考える活動です。
2018年10月25~29日、第45回東南アジア青年の船事業の地方プログラムにおいて、岡山青年国際交流会(IYEAO)協力の下、日本とASEANの11か国の代表青年は、岡山県玉野市立日比中学校を訪問しました。その交流を通して、今後も交友関係を築けたいという双方の要望から、毎年日比中学校で行われている平和学習に代表青年が協力することになり、それを受け船内活動で#I am a peace warriorを企画しました。
具体的には、まず岡山県を訪問した海外青年と日本代表青年(JPY)が中心となり、平和について考える自主活動を船内で企画しました。11月28日、有志で募った自主活動の参加者約90人と350羽の折り鶴と平和に関するメッセージを制作し、事業終了後の2019年1月上旬、JPYの手によって制作された折り鶴とメッセージを日比中学校へ届けました。日比中学生は残りの650羽の折り鶴と平和に関するメッセージを制作し、2月5日広島の平和記念公園に千羽鶴の共同献納、及び、原爆ドーム前でメッセージを掲げて平和宣言を行いました。
共同献納の当日の様子はいかがでしたか?
平和宣言を聞いたJPYの代表者たちは、胸にジンとくるものを感じました。
「日本で生活していると争いのない社会が当たり前のことのように感じますが、この平和は私たちが大切に守り続けなければならないもの」と改めて思いました。今回の活動全体を通して、中学生の中でも「このように国を越えて、様々な人が関わり合い、その輪が広がっていくことで、平和な社会をつくっていくことができると思う」という声がいくつかあったことも印象的でした。
この活動を通して、中学生は広島訪問に向けて調べ学習等をしたり、広島では原爆の悲惨さを学んだり、平和な社会づくりのために自分たちが何をすべきかを考える機会になったと聞いています。参加青年も同様に平和について考える貴重な経験となりました。
尚、後日、この活動は岡山県の山陽新聞社様にも取り上げて頂き、新聞の記事にして頂きました。
今後の予定について教えてください。
この活動に共感した海外の参加青年より、フィリピンの高校で制作した千羽鶴を日本の広島に届けて欲しいという声が上がっており、JPYが実際に現地の高校に赴き、学生と交流する予定です。#I am a peace warriorとして、1人1人が平和に関して何ができるかを考え、実行する活動を今後も普及していきます。第45回東南アジア青年の船参加したJPYは、事業の経験を今後の社会に還元する事に力を入れており、この活動以外にも多数プロジェクトを計画しています。岡山県IYEOの協力もあって実現した当プロジェクトのように、今後もIYEOのネットワークを活用して更に活動の幅を拡げる所存です。
この場をお借りして、当事後活動にご協力いただいた方々へ、第45回東南アジア青年の船参加JPY一同より、厚くお礼を申し上げます。