東南アジア青年の船とは?
東南アジア青年の船(Ship for Southeast Asian and Japanese Youth Program: 通称SSEAYP)事業は内閣府青年国際交流事業の一つで、 1974年のインドネシア共和国、マレーシア、フィリピン共和国、シンガポール共和国及びタイ王国の各国と日本国との共同声明に基づいて始められた事業です。18〜30歳の青年がASEAN各国から集まり、日本参加青年約40人、ASEAN諸国10カ国から募る外国青年約280人と船内で1ヶ月共同生活をしながら、各国事情の紹介や討論を行うとともに、船内及び訪問国において各種交流活動を行うことにより、相互の友好と理解を促進し、あわせて日本の青年の国際的視野を広げ、国際協調の精神のかん養と国際協力における実践力の向上を図り、もって国際化の進展する社会の各分野で指導性を発揮することができる青年を育成するとともに、青年による青少年健全育成活動等の社会貢献活動への寄与を目的として実施しています。
*事業の詳細は内閣府のホームページより確認ください。
IYEOの考える事業の特徴
乗船前に約1週間の充実した事前研修、乗船直前に陸上研修を経て、国内・船上プログラムを行います。 個室となるキャビンでは外国人青年を含めた基本3名での共同生活を行い、 様々なテーマについてのディスカッション、各国の文化発表、レクリエーション、 セミナー、自主活動など朝から夜まで様々なプログラムを通してリーダーシップスキルの向上、多様性の受容、異文化理解などに努めます。世界青年の船との大きな違いは、この事業そのものがASEANの共同事業であるため、当然参加者はASEAN諸国からなのですが、それぞれの参加者が国の代表としてその国を背負って参加しているという意識を強く持っています。それもあって寄港地での活動において表敬訪問が多く組み込まれているので、「日本代表」として意識される場面が非常に多いのも特徴です。 寄港地活動では日本の地方視察を含め各寄港地ではホームステイが必ずあります。 (世界青年の船事業では、日本の地方視察の際には外国人青年のみの参加になります)
プログラム報告書(事業の様子が分かります)
事業参加者の声
船事業の「世界青年の船」と「東南アジア青年の船」の違いはどちらかの事業に参加した人でもなかなか分かりにくいですが、双方の事業参加者がその違いについて個人の意見として説明している動画がありますので参考にしてください。
近年の事業参加者の体験談
参考リンク
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