先輩のインタビュー:伴優香子さん(世界青年の船)
事業応募時の年齢 : 24歳(会社員)
事業に応募した動機は何ですか?
大学を卒業して、企業で働いていましたが、「会社人」として染まっていく自分に対して、「ここままでいいのか?」と問いかけたとき、学生時代から名前を聞いていた『世界青年の船』事業に勢いで応募しました。
事業に参加してどんな事を感じましたか?
自分という人間について、本気で向き合うことができました。
世界青年の船では、日本に加え10か国から青年が集まります。相手の所属や年齢よりも、その人自身のパーソナリティやアイデンティティが問われます。会社に入って、自分の所属企業の名前を使って自己紹介することが増えていたので、そういった枠組みから抜けて、自分という人間に向き合えたのは良い機会でした。
11か国から人が集まると、文化の違いを目の当たりにすることも多かったのですが、それ以上に、同じ人間として分かり合えることを実感できたのも大きな収穫でした。
事業での経験はあなたの人生にどのように影響していますか?
自分のキャリアについて考え直すきっかけになりました。
船の上では自由な時間が多いです。自主的に活動をする機会にあふれています。金銭などの利益のためではなく、純粋に自分の興味や好きな気持ちから行動することができます。自分自身に対して「なぜ?」と問われることも、自分自身に問いかけることも多かったです。また、世界には様々な生き方をしている人がいる、ということを知ったことで、キャリアチェンジをする決心をしました。
乗船中は、有給をもらっていたのですが、下船後に会社を退職し、旅に出た後、新たな仕事を始めました。
応募を考えている方へのメッセージ
少しでも「面白そう」と思ったら、まずは応募してみることをお勧めします。No time for hesitation.
応募を迷っている理由はなんでしょう?
仕事?バイト?学業?能力?
できない理由ではなく、どう乗り越えるか考えてみると、迷いの種は、案外簡単に解決できるかもしれません。
一歩踏み出した先には、新しい出会いが待っています。