先輩のインタビュー:清水佳織さん(日本・韓国青年親善交流)

事業応募時の年齢 : 20歳(大学生) 

事業に応募した動機は何ですか?

高校生の時に日韓問題に疑問を持ったことがきっかけでした。当時の日韓関係は冷え切った状態だったのですが、文化や言語、歴史を超えた関わりをしたいと思い応募しました。また、韓国への長期留学も控えていたのでそれまでに少しでも韓国の環境に身を置いておきたいという気持ちもありました。

事業に参加してどんな事を感じましたか?

日本人、韓国人に関わらず私と同じように「文化や言語を超えた関わりをしたい」と思っている人がたくさんいることを学びました。その証拠に事業を通して自分の本心で語り合い、寝食をともにした韓国青年とは今もなおマメに連絡を取り合っています。日本に来たら必ず連絡をくれ、誕生日には連絡をしあう、当たり前のようでありがたい関係に心から感謝しています。今はこの日韓事業ならではの継続的な交流をより発展させていくために事業参加者で運営するイベントに携わっています。

事業での経験はあなたの人生にどのように影響していますか?

韓国派遣を通して、私が今まで知らなかった地域を学ぶことの楽しさを感じたと同時に、私が住んでいる国や地域についてあまり知らないことにも気付きました。学ぶだけではなく、日本をより多くの人に発信していきたいという思いから”第17代すみだ親善大使”に就任し、墨田区の魅力を伝えていく役割をいただきました。具体的には墨田区で開催されるイベントでのMCや審査員を務め、より多くの方に墨田区に親近感を持っていただけるような活動をしました。多くの方々の前で親善大使の襷をかけて活動をするということはとても責任のある活動で貴重な経験となりましたが、全ての発端は派遣事業がきっかけだったと思っています。

応募を考えている方へのメッセージ

私は派遣応募時、「韓国について知りたい、学びたい!でも方法がわからない!」という状態でした。応募の告知が出るとすぐに応募した記憶があります。派遣に参加するまでは大学の授業で聞く韓国、テレビで見る韓国しか感じることができませんでしたが、やはり実際に韓国へ行き、韓国の方と交流することで色々な角度から韓国が見えてきました。色々なものが見えてくるからこそ、どんなことを学びたいのか、事業を通してどんな自分になりたいのかを明確にして臨んでみてください!

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