先輩のインタビュー:平田 賢太朗さん(世界青年の船)

事業応募時の年齢 :21歳(大学3年生)

事業に応募した動機は何ですか?

私は今までこの内閣府が運営する国際交流事業に限らず、国際交流活動というものをしたことがありませんでした。 英語を含めて不安だらけでしたが、まず第一に、半分の青年が日本人であることに「私でも出来るかもしれない」と安心感が生まれたからです。 また、船の上で国際交流するという今まで聞いたことがないこの事業に、得体の知れないワクワク感と、唯一無二の体験が出来るのではないのかと多くの期待が自分の中に生まれたからです。

事業に参加してどんな事を感じましたか?

私は特に、モザンビークとインドの青年とキャビン(船内での自分の部屋:基本3名での共同生活)で過ごした時間がとても印象的です。 例えばキャビン内で、「こうしてほしい」というお願いするとき、そこでは明確な理由が求められるとともに相手の意見を必ず聞くことも必要でした。日本人の友達には、日本人に共通する価値観の上である意味押し付けに近い形でお願いすることができます。 しかし、異なる国と文化で育ってきた3人は当然価値観も暮らし方も違うため、自分の考えで一方的にお願いにすると軋轢が生まれてしまいます。 そのため対話をし、3人で1つの答えを出すことがとても新鮮でした。 話すことで次第に相手の性格や笑いのツボなどが分かってきて、結果的に仲良くなることにもつながりました。

事業での経験はあなたの人生にどのように影響していますか?

高校時代からの親友に、事業後は、より積極的に「人」と関わるようになったと言われました。 この事業で多くの人と知り合い、会話が増えたということもありますが、事業とは関わりのない場所でも人と積極的に話し、友達になったり、一緒に何かするなど新しいことにつながりました。人と話すと相手のことを知ることができると同時に、「自分」という存在を再確認し、成長できることに気がつきました。 これからも多くの人と関わっていきたいと思います。

応募を考えている方へのメッセージ

「世界青年の船」は間違いなく自らの人生を変える事業です。国籍や年齢が異なる多くの人と話し、活動することで自分に「幅」や今自分が持っていない「色」を増やすことができます。 事業期間中毎日が刺激的で、新しい出会いや発見があります。それと同時に新しい考え方や問題の解決方法が身につき「自分」が日々更新されていくのを感じることができました。 船の上での楽しみ方や成長の仕方は参加する人の数だけあります。 あなただけの「世界青年の船」を是非体感してください!

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