世界青年の船 プロジェクト「SWYフォレスト」を知っていますか?
初めまして。平成28年度 世界青年の船(SWY)参加青年の仲間 明子と申します。今回は、2017年8月に私が訪れた「SWYフォレスト」についてお話したいと思います。
★「SWYフォレスト」を知っていますか?
世界青年の船(SWY)20周年を記念して行ったプロジェクトの一つです。
SWY Tシャツの販売収益をインドネシア バリ島の植樹事業へ寄付し、「SWYフォレスト(世界青年の船の森)」として新たな緑を育む活動です。1999年にバトゥル山噴火が発生し、山麓の森が犠牲となりましたが、その再生活動を目的として2008年に植樹を行いました。
事業は「NPO法人アジア植林友好協会(http://www.agfn.org/)」によって運営されており、バリ州政府森林局等がその森を管理しています。
★乗船中に悩んだ、「事後活動に一体何ができるのだろう?」
私は、大学四年の時に世界青年の船に参加しました。
事業で日々沢山の出会い、学びがある中で、自ずと「参加青年として何がしたいか」「何が出来るか」を考えるようになりました。
最終寄港地のソロモン諸島から東京へ向かう間に「事後活動セッション」があり、その中で「SWYフォレスト」について知りました。「Tシャツ・船・森林保護」という繋がりに一気に魅了されたのですが、特に私は2年前にインドネシアに留学していた経験から馴染み深く、『バリ島の「SWYフォレスト」を訪れてみたい!』と強く思ったのでした。
★実際にSWYフォレストを訪れて
世界青年の船事業への参加から5ヶ月を経た昨年8月。ついにバリ島の「SWYフォレスト」を訪問しました!
まずは、近頃植樹されたばかりのエリアを訪れました。まだ火山岩がゴロゴロしていて、「こんな土地で、本当に木々が育つのだろうか・・」と不安に感じました。
次にドキドキしながら「SWYフォレスト」があるところへ足を運ぶと・・。そこには背が高く成長した木々がありました!
9年も経つと、すっかり森林らしくなっていることに驚きました。SWY Tシャツの収益が森林保護にしっかりと結びつく姿を目に出来たのは、大きな喜びでした。
いつの日か、今度は多くのIYEOメンバーをお連れして「SWYフォレスト」訪問ツアーを企画することが、私のささやかな夢です。
仲間 明子(第29回 世界青年の船)