先輩のインタビュー:大野さゆりさん(地域コアリーダープログラム)
事業応募時の年齢 : 32歳(フリーランス)
事業に応募した動機は何ですか?
いままで海外プログラムはいくつも参加してきましたが、もっと自分の専門性を高められるようなものに参加したい、と漠然と思っていました。また自分は青少年分野に関わっていますが、障害者分野とは切っても切れない部分が多く、他分野で活躍する人と出会うには地域コアリーダープログラムは最適だろうと考えていました。
とはいえ、すぐに応募する踏ん切りもつかずに過ごしていたのですが、今回青少年分野の派遣先がニュージーランドで、青少年分野におけるナラティブ・アプローチやリストラティブ・ジャスティスについて先進国であるため、今年しかないと思い応募しました。
事業に参加してどんな事を感じましたか?
日本ではまだ勉強する対象になっているナラティブ・アプローチやリストラティブ・ジャスティスが、ニュージーランドの訪問先で働く人どの人にも染み付いていたことが衝撃でした。それらの単語こそ出てこないのに、大事にしている信念について語るとき、その内容がいつもナラティブやリストラティブの考え方をベースにしていて、そこに到った素晴らしさに涙が出そうになると同時に、そこまで辿り着く道のりの長さにため息が出そうにもなりました。
事業での経験はあなたの人生にどのように影響していますか?
内閣府の青年国際交流事業への参加は今回で2度目です。
1度目は大学卒業間近に参加した「世界青年の船」でした。英語嫌いの海外嫌いだったはずの私ですが、それを機に当たり前に海外へ行き来するようになりました。国内外ともにたくさんの魅力的な人に出会う中で「とにかくやってみる」ことの大切さを学びました。
とにかくやってみることの1つが、勉強したこともない教育分野に飛び込むことでしたし、その経験を活かして地域コアリーダープログラムに応募することでした。地域コアリーダープログラム終了後からはまだ3ヶ月しか経っていないため、具体的な実績を示すのは難しいですが、既に国内で新たなムーブメントを起こすべく動き始めています。もはや、国際交流事業なき人生は考えられません。
応募を考えている方へのメッセージ
プログラムは魅力的だけど、なんか敷居が高そうだな、とか、真面目な人が多そうだな、とか思っていませんか?参加してみるとビックリ、本当に色々な人がいます。だから、どのような立場の人も参加すれば必ず学びがあります。
万が一選考に落ちたって、規定年齢内であれば次年度以降何度でも応募できます。迷っていたら時間の無駄!まずはダメ元で応募してみませんか?